キーリソースはその人のヒストリー(それまでに歩んできた道)から理解できます。

農業で起業した女性のパーソナルビジネスモデル・キャンバス

今回の事例も、女性の起業です。
その女性は大学を卒業後、すでに農業での起業を目指していたため、就職は農業関係の会社に決め、準備を始めました。

 

事例のネタ情報は下記のリンクからご覧ください。
今回もジャーナリストの田原 総一朗さんの連載インタビューです。

 

ホームレスも幸せに! 農業起業で日本を照らす:えと菜園代表 小島希世子さん
https://president.jp/articles/-/16016?page=1

 

パーソナルビジネスモデル・キャンバス事例は次のリンクからご覧ください。
なお、キャンバスはメルマガ発行者が勝手に記事を読み解いて作成したものです。
↓↓
ホームレスも幸せに!農業起業え日本を照らす:えと菜園代表 小島希世子さんのキャンバス事例
 http://www.dsp-net.com/bzm/etonaen_1.pdf

キャンバスの読み方

キャンバスの読み方は、個人と会社のビジネスモデルでは違いがあります。

 

個人の場合は、キーリソースから始まります。
そして、キーアクティビティ → 顧客 → 与える価値 → チャネル → 顧客との関係 → キーパートナー → 報酬 → コスト の順番です。
キャンバスの作成順番も同じです。

 

会社(企業)の場合は、最初に顧客です。
次に、与える価値 → チャネル → 顧客との関係 → 報酬 → キーリソース → キーアクティビティ → キーパートナー → コスト の順番です。
キャンバスの作成順番も同様です。

キーリソースがもたらす影響

まず、起業の主役はどのような人なのか気になりますね。
またどんな動機だったなのかも。
それはキーリソースにあらわれます。
また、その人のヒストリー(それまでに歩んできた道)によってキーリソースが理解できます。

 

前回もそうですが、やはり子供の頃の生活が大きいですね。
小島さんの場合は熊本県合志市の農村地帯に育ち、「トラクターってなんかカッコいい」と思ったことがその後の人生を左右していきます。

ビジネスの要約

さて、このビジネスを簡単に要約すると、

  • 自然栽培、オーガニックという高品質、安心安全な農作物を透明性をもって提供している。
  • 契約農家からの直送。
  • 「農効果」プログラムで農業のあり方、農業への接し方の価値観を根本から転換する。
  • 事業ミッションに共感する関係者と共にコミュニティを作り上げていく。

これらが競合相手との違いではないでしょうか。違いが分かると、ユニークなビジネスポジションが生まれてきます。

 

自分のキーリソースを素直にミッションにまで昇華させて、愚直に、情熱をもって取り組んでいます。

 

実はその必死に生きる姿がキーパートナーとなる方々に大きな影響を与えてているようです。さらに、ビジネスの駆動力、原動力、源泉になっていると思います。
↓↓
ホームレスも幸せに!農業起業え日本を照らす:えと菜園代表 小島希世子さんのキャンバス事例
 http://www.dsp-net.com/bzm/etonaen_1.pdf

 

事例に関する関連情報

えと菜園 http://www.eto-na-en.com/
えと菜園オンラインショップ http://eto-na-en.shop-pro.jp/
NPO法人農スクール http://know-school.org/
コトモファーム「育てる、学ぶ、癒される体験農園」
 http://www.eto-na-en.com/cotomo-farm/index.html

パーソナルビジネスモデル・キャンバスをつくってみよう

パーソナルビジネスモデル・キャンバスづくりは、最初に、現在のあなたの仕事、ビジネスを対象にスタートするといいでしょう。

 

その中におけるあなた自身のキーリソースやキーアクティビティを明らかにしていくと、あなた自身の顧客、与える価値が今までと違った姿で浮上してくるでしょう。

 

あなた自身のキャンバスをデザインすることで、仕事へのもやもやも感も一掃されます。

おすすめ書籍の紹介

ここからは、話が変わって、書籍の紹介です。
働き方改革とか副業解禁とか、AIの影響でなくなる仕事とか、最近穏やかでない話題の言葉をよく聞きます。

 

いろんな人に会って、お話を聞くと、僕もそうですが、やっぱり自分自身の能力などをいかに発揮してことかに興味、関心がありました。

 

最近では、自らの経験を生かしてコンサルティング・ビジネスに注目している方も多いようです。

 

一人ビジネスをいかに興していくかですね。
パーソナルビジネスですね。
起業から見ると、マイクロビジネスからのスタートと考えてもいいでしょう。

 

参考になると思う書籍があります。

 

テッド・ニコラス著『コンサルタント起業成功大全』です。

 

(著者のテッド・ニコラス:世界的なホテルチェーンのマリオットコーポレーションなどを一流のクライアントを指導するコンサルタントであり、実業家)

 

内容はかなり実践的です。
コンサルタントの起業全体のロードマップを示し、事例も18種類掲載。
どのように分野を決め、クライアントを獲得し、料金を設定するのかなど、一通りを把握できます。

 

クリックして内容をお確かめください。
↓↓
『コンサルタント起業成功大全』
http://directlink.jp/tracking/af/552431/2EEIRrKS/

 

こちらの2冊の書籍も素晴らしいですよ!

 

経営コンサルティング
https://amzn.to/2yCQsTP
2004年・第4版。ちょっと高いが、手に取ってみてください。
コンサルティングの基本が把握できます。

 

中小企業のための戦略計画
https://amzn.to/2OViILE
1999年発刊ですが、今でも僕の座右の書の一冊。薄いですが、内容は秀逸です。
アマゾンで検索すると、なんと!中古で1円でした。

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