ちょっとでも行動しないかぎり何も変わらないのも確かです。

パーソナルビジネスモデル・キャンバスのヒロシの事例

今回パーソナルビジネスモデル・キャンバス(PBM・C)のもとにしたのは次のサイトです。
 「芸人ヒロシ”好きなことを仕事にする方法” ”普通の人間”がYouTubeでも大成功」
→ https://president.jp/articles/-/27097

 

ヒロシのPBM・Cの紹介リンクはこの記事の最後にあります。
ヒロシのPBM・Cを見る前にヒロシについて、知っておくことも大切ですから、上記サイトから情報を以下にピックアップしてみます。

 

ピン芸人で自虐ネタで一世を風靡した「ヒロシ」のことを知る人は少ないかもしれない。

 

人とのコミュニケーションが苦手な彼をその後テレビでは見なくなった。
その彼が姿を現してきた。それはYouTuberとして。
チャンネル登録者数は29万人を超え、100万回再生を超える動画もある
(2018年12月10日時点)。

 

それはなぜか?

 

芸人として生きていくことを目標にしたもののうまくいかなかった。本人も語っています。(以下の引用はすべて上記サイトからです)

「いいなぁ。今の俺は『好きなことで、生きていく』なんてムリだな」

彼の趣味はソロ(一人)キャンプ、その様子を写真や動画でYouTubeにアップし、仲間と楽しむ程度で自己満足していました。

継続することで変化が起きる

継続していくと次のように変化したと言います。

「でも、少しずつ視聴数が増えているのに気づいたんです。
   コメントも好意的で、
   そうなるとだんだん楽しくなってくるじゃないですか。
   さらに、地方に行ったとき、
   『YouTube見てます』と言われて、
   それがすごくうれしかったんですよ。
   『本当に見られてるんだ!』という実感があって、
   デジカメを買って画質をよくするとか、工夫を始めました」

彼はYoutuberの印象を次のように語っています。

「YouTubeは、演出も編集も自分で納得するようにできて、
  責任持って作ったものを世に出せる。
  そうなると、広告収入で100円入ってもうれしいんですよ。
  自分が認められる感覚、好きなことでお金が得られる喜びが強い。
  一回ブレイクして大金を稼いだ僕が、
  もっと低い金額に『わー、マジか!』
  と興奮を覚えるくらいですから」

動画にはあまり自分は映らず、口数も少なく、
当初から貫いていることがあると言っています。

「動画を撮るのが目的ではなく、
  キャンプに行くついでに映像を
  記録するスタイルなんです」

YouTuberの心得

また、自分自身のことを通してYouTuberの心得も語っています。
いくつか紹介しておきます。

「現状に不満があって自分の好きなことをやりたい人は、
  ちょっとでも行動しないかぎり何も変わらないのも確かです」

 

  「ラーメンが好きなら、
  本格的なものを作って友達や行きつけの
  飲み屋のマスターとかに食べてもらって、
  意見や感想を聞くところから始めればいい。
  一歩じゃなくていいから、4分の1歩を踏み出す。
  びびりながらもちょこちょこ挑戦して、
  できるだけダメージを負わない方法を選ぶ」

 

  「流行する動画ってどんどん狭いジャンルに行っているから、
  『こんなの俺しか興味ないだろ』
  というものを次々にアップすれば、
  何かしらヒットする可能性はあると思いますよ。
  いちかばちかで起業して大金を狙うんじゃなくて、
  辞めないまま始めればいいんです」

 

ヒロシの考え方はいかがでしょうか?

ヒロシのパーソナルビジネスモデル・キャンバス

さて、ヒロシのパーソナルビジネスモデル・キャンバスは
こちらからご覧ください。PDFファイルです。
ヒロシのソロキャンプ
ヒロシのソロキャンプ(YouTuber)
→ http://www.dsp-net.com/bzm/Hiroshi.pdf

 

こうしてPBM・Cを描いてみると
キーリソースがその人の人生を左右しています。
そして情熱を持って自分ならではの取り組みに徹しているかですね。
これがキーアクティビティです。

 

キーリソースを離れてキーアクティビティはありません。
この二つのセットが顧客の琴線に触れ、
どのような化学変化を起こしていくのでしょうか。

 

あなたの与える価値はこの化学変化に似ています。

パーソナルビジネスモデルについて知りたい方は
次のサイトでご確認ください。
「わたし」のビジネスモデルを創ろう
→ http://bizmodelyou.com/wpsite/

おすすめ書籍の紹介

   島田雅彦著の
  『深読み日本文学』〜常識を揺るがす新しい読み方
→ https://amzn.to/2FaWwI4

 

文学というと、どんな印象を持っているでしょうか。
その印象を一変させてくれるでしょう。

 

著者は序章でグローバル経済の進展を挙げ、効率・成果主義がいびつにはびこっていると指摘し、人文社会科学を軽視する傾向があると嘆いています。

「人文系の教養の欠如は、
  批判精神の低下、発想の転換の鈍さ、
  コミュニケーション能力の劣化となって現れている。
  ・・・人文系教養の軽視と反知性主義の振興は
  パラレルにさえ見える」

 

では、人文社会科学とは何か。

「人類が歩んできた歴史全般を扱う学問です。
  ゆえに、人文社会学の教養のない人間が政治家になると、
  歴史認識において大きな躓きを招いてしまいます。

 

  学問とは、いうなれば
  『私たちはどこから来て、どこへ向かうのか』
  という、過去と未来の橋渡しをする営みです。

 

  過去を踏まえたうえで何を目指していけばよいのかという
  コンセプトを組み立てる。そうした歴史を踏まえることで、
  ある程度の法則性が見えてくるのです」

現在の日本の状況を思い起こしてしまいます。

 

さて、それでは文学とは何か。

「『人間とは何か』
   『人間の抱え込む欲望や本能とは何か』
  という問いに対して、
  何らかの答えを差し出してくれる学問です。
  その意味では、『文学は実学である』と言えるでしょう」

 

  「エセ文学的な『言葉の悪用』をする人たちを
  批判するのが、文学の本来の役割なのです」

どこかの国を思い起こしますね。

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